ビットコインを小学生にも分かるように説明してみた

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「なんでビットコインはこんなに流行っているんだい、兄さん〜?」

「兄さんが知らないはずないだろう・・」

「じゃあ教えてよ、なんでこんなにビットコインが流行っているんだい?」

「・・・・」

「やっぱ知らないんだよ!!」

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去年から一気に価格が暴騰し、チューリップバブルを彷彿とさせる価格の伸びを見せているビットコイン

私が実際ビットコインの存在を知ったのは、かの有名なマウントゴックス事件の時で、その時は「ふーん、こんな変なやつに騙されるやついるんだな、ホジホジ」くらいに思っていた。

 

次にまた出会ったのが2014年12月、堀江貴文の著書「マネーと国家と僕らの未来」でめちゃくちゃ推されていたときだ。生粋の堀江マニアな私は急いでビットコインについて調べた。何かどうやら電子マネーなんだけど、普通のお金とは違って、中央管理者がいない通貨で送金手数料がめちゃくちゃ安いし、海外送金にはもってこいらしい?

 

「ふーん、よく分からんが10万円分くらい買っとこ」

 

とならなかった自分を呪ってやりたい。

当時のレートが、1ビットコイン2〜3万円くらいだったから、仮に去年の最高値1ビットコイン200万円前後のころに売り抜けていれば、儲けが1000万円以上になっていたかもしれない。

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まあ人生そういうものである。当時はかなり調べて、いずれはお金だけでなく、契約なんかもブロックチェーン上で結べるようになる「イーサリアム」も出てくると騒がれていて、何人かの知人にはすごい技術ができたと話していた。だが、あまり見向きもされなかったことから、私も徐々に興味も薄れていって、去年までほとんど忘れていた。

 

値段が1ビットコイン30万円くらいになってて、なんだこりゃ!?と思っているうちに、値動きが凄すぎて、全く入る気になれなかった。 

それが一気にこの有様である。どうか流れに乗れなかった私を嘲ってくれ。

 

と、ここまでが私のビットコインとの今までの関わり方である。

ここ最近はというと、ビットコインなどの仮想通貨の値動きよりも、純粋にその裏で動いているシステムに関して大いに興味を持つようになった。いわゆる、「ブロックチェーン」の技術である。

そもそもビットコインは、サトシナカモトという完全に日本人の名前で発表されたもの(日本人かは不明)で、そのビットコインの実現のために考え出された技術が「ブロックチェーン」だ。

 

ただこのブロックチェーン、ややこし過ぎて、理解しようと思っても10秒で放り投げてしまう。そこで今回の記事は、小学生にでも分かるように、例え話を織り交ぜながら、ブロックチェーンを説明してやろうじゃないかって企画だ。

前置きがかなり長くなったが、ここからが本題なので、まだ興味が失せてない人は、必死についてきて欲しい。

黒色の文章は、大人用。青色の文章は子供用の文章で書くので、難しい話が嫌いな人は、青色だけ読んでくれたらオッケーだ。

(※もしかしたら私の説明が間違っていることもあるかもしれないので、ブロックチェーンについてめちゃくちゃ詳しい人は、ぜひこの記事を添削して、コメントください。)

 

 

 ⒈そもそもなぜブロックチェーン技術がないとビットコインを作れないのか?

ー大人用ー

お金には、必ず中央管理者というものが存在する。というよりは、価値を担保するものが必要になってくる。たとえば、私たちにとって馴染みの深い「円」の中央管理者は日本国(日本銀行)であり、「ドル」はアメリカ合衆国FRB)が中央管理者だ。

これが、少し前になると兌換紙幣(だかんしへい)というものが流通しており、これは紙幣と金を交換できるという価値の元、流通していた。つまり金によって、紙幣の価値が担保されていた(支えられていた)のである。

今の円の担保を国がしてると言っても、イメージがつきにくいと思うので、「あなたの円は”色々なものが買える”また”他の人も円で色々なものが買える”」という価値の元、流通していると言えばわかりやすいかもしれない。

社長に「今日はたくさん働いてくれてありがとう、これが今日の給料だよ」と言って、そこらへんの石を拾って、あなたに渡してきたら、「オドレ、何考えとんじゃ・・」ってなるのは必至だろう。つまりあなたは、”色々な価値と交換できるお金”が欲しいのである。

 

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ー子供用ー

先生:「はーい、A君はお金って持ってるかなー?」

A君:「正月にもらった、お年玉で2万円くらい持ってるよー」

先生:「そっかー、じゃあその2万円と先生のこの石ころと交換してくれるかなー」

A君:「はっ?働き過ぎて頭おかしくなったんじゃないの先生」

先生:「うそうそ!なんで君は、この石ころと2万円を交換したくないって思ったの?」

A君:「(なに言ってんだこいつ)その石ころが2万円もするわけないじゃん」

先生:「そうだよね!この石ころだと何も買えないもんね」

A君:「(あとで教頭に先生が頭おかしくなりましたって言いにいこ)当たり前じゃん、そんなの小学生の僕でも分かるよ」

先生:「そうだよね。でもね先生が伝えたかったのは、つまりお金には”色々なものが買える”っていう価値がついているんだよってことなんだよ。この価値がないとお金は社会に回っていかないんだよ」

A君:「(気持ち悪い、帰ったらお母さんに報告しよ)言われてみればそうかもしれないね」

 

つまりお金が流通するには、その価値を担保する何かが必要なのだ。

ここで本題のビットコインに関してだが、ビットコインは通貨発行体(円なら日本銀行)がないお金である。つまり中央管理者がいない通貨なのだ。なので、普通なら担保も何もない通貨なのでそのままだと流通することが不可能である。さらに完全に実態のない”仮想”通貨なので、ハッキングされると改ざんされるリスクもある。そこでその価値を担保し、誰にも改ざんできないような仕組みを実装するために考えられたのが「ブロックチェーン技術」である。

 

 

ブロックチェーン技術とは

ー大人用ー

 まずこれを理解するには、言葉を2つに分ける必要がある。「ブロック」と「チェーン」だ。

ここでのブロックとは「取引台帳」のことを指す。取引台帳とは、誰かと誰かがビットコインの取引をしましたよっていう帳簿だと思ってもらえば、オッケーだ。

簡単な例を挙げると、AさんとBさんが日本にいたとして、AさんはBさんにお金を借りていて、そのお金を返そうと思っているとする。そして今回は、Aさんはそのお金をビットコインで送信しようと考えている。その場合は、Bさんのウォレットのアドレス(ウォレットとは、銀行で言えば口座のこと、アドレスは口座番号のこと)を教えてもらって、そのアドレス向けに借りてる分のビットコインを送信すれば終了になる。

この取引の裏では、システムが動いて、この取引の明細がブロックに暗号化された形で書きこまれる。

この明細のブロックが、いくつもチェーンのように連なったものがブロックチェーンと呼ばれるものである。

つまりブロックチェーンを一言で表すと、「過去からのすべての取引データを、ブロックごとに時間順序に合わせて区切った上で、それぞれのブロックを特殊チェーンによってつなげた一連の取引データのこと」だ。

さらにこのブロックチェーンは、世界の様々な人に公開されており、

https://blockchain.infoこのページで確認することができる。

つまり、中央管理者がいない代わりに、世界の人々で分散してユーザー同士で管理されているので、ブロックチェーンは分散型取引台帳とも呼ばれている。

 

 

 

 

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分かる、あなたがこんなものを読みにきたことでないことは分かっている。

ここから先は、ハッシュ値、ナンス、トランザクションデータ、PoW、など聞きなれない言葉が腐るほど出てきて、完全に頭がクラッシュすると思うから、より詳しく調べたい変態は自分でググって頂きたい。

一応、よく説明されていた記事をリンクで貼っておく。

gaiax-blockchain.com

 

今回の企画は、小学生にも分かるように説明することであるから、ここからが本題である。

 

ー子供用ー

 A君:「最近よく聞くビットコインってどんなコインなの?」

先生:「ビットコインは、インターネット上の仮想の通貨のことだよ!分かりやすい例えだと、君はドラクエをやったことあるかな?ドラクエの中でしか使えないお金でゴールドってお金があるよね。剣とか防具とか買えるやつ。あのゴールドが現実世界でも使えて、たとえばコンビニでゴールドを使ってお水を買えるようなイメージだね」

 

A君:「じゃあ、Suikaみたいなのと一緒?」

先生:「Suikaはあくまでも円をチャージして使うんだけど、ビットコインはドルやユーロみたいに、一度取引所で円をビットコインに交換しなくちゃいけないんだ。君はまだ海外旅行に言ったことないだろうから分からないかもしれないけど、たとえばハワイに行くときは、円をドルに変えないとハワイでは円は使えないんだ。それと同じで、ビットコインを使うには、インターネット上の取引所で円をビットコインに交換しないと使えないんだよ」

 

A君:「(ハワイくらい行ったことあるけど)なるほど、じゃあ円とはどう違うの?」

先生:「円ていうのは、日本銀行という日本の中央銀行で発行されていて、その日本銀行や銀行が取引を管理しているの。たとえば、A君の家は毎月給食費を学校の方に銀行口座を通じて振り込んでいるんだけど、その振り込みましたっていう明細は銀行で管理されているの。だから、ちゃんと学校の口座にはお金が入るし、A君の家の口座からは給食費分が引かれた値が残高として残るようになっているんだよ。だけどビットコインは、日本銀行みたいな発行元もいなければ、管理者もいないんだよ。その代わり、世界中のビットコインを使いたい人みんなで、管理していこうという考えのもと使われるのがビットコインなんだ」

 

A君:「どうやって管理してるの?」

先生:「たとえば、誰かが他の誰かにビットコインを送ったとしたら、その送ったという情報がインターネット上のビットコイン関係者の人たち一斉に通知されるんだ。ただし、その情報は複雑に暗号化されていて、その暗号が解けない限りはビットコインの送信は完了しないの。」

A君:「えー、面倒くさい」

先生:「暗号なんて面倒くさくて誰も解きたくはないんだけど、それだと一生送信が終わらないから、ビットコインを作った人は、一番最初に暗号を解いた人に、一定のビットコインを報酬としてあげることにしたの。」

A君:「なるほど、それならまだ暗号を解こうと思うね」

先生「そう。この行為のことを[マイニング]って言って、このマインニングをする人をマイナーとも呼ぶんだ。ビットコインを手に入れるには、取引所で円やドルを使って交換するか、マイニングをするか、すでに持ってる人からもらうかしか方法がないいんだ」

 

A君:「なんでそんなに面倒なシステムにしたの?」

先生:「この面倒なシステムがあるからこそ、ビットコインのセキュリティは守られているんだよ。たとえば、悪い人がこの取引データを改ざんして、ビットコインを全部自分のものにしようとすれば、さっき説明したマイナー全員のコンピューターをハッキングして、取引データを改ざんしなくちゃいけなくなる。マイナーは世界にいっぱいいて、まずそんなことはできないし、そんなことをできる技術があるなら、素直にマイニングしてビットコイン取引の暗号を解いて、報酬をもらったほうがいいよね、っていうシステムなんだ」

A君:「なるほど、悪い人でも悪いことをしたら割に合わないようになってるんだね」

先生:「おっ、さすがA君!理解が早いね。その通りで、難しい言葉で言えば、この世が性悪説だとしても、ちゃんとルールに則って動かないと、損をしちゃうような仕組みになっているんだ」

 

A君:「何となく仕組みは分かったけど、なんでそんなに面倒くさい通貨が、こんなに話題になっているの?普通に円やドルを銀行経由で使えばいいじゃん」

先生:「今は、ビットコインを使いたい人よりも、それを使って儲けたいって人がいっぱいいるから、話題になっている雰囲気だね。正直今の日本ではそこまでビットコインを通貨として使うメリットは感じられないと思う。 なんでかっていうと日本という国や円が安定しているから。でも自国が安定してない国だとどうかな?たとえば、国が全く安定してなくて、他国の通貨には交換ができないし、銀行に預けていても、その銀行がいつ潰れるか分からないような状況にA君がいたとしたら、どうかな?その国のお金を持っていても、いつ紙切れになるか分からないし、銀行に預けていても、いつ預金封鎖にあうか分からない。もしかしたらA君は絶望するかもしれない。でもそのお金をビットコインに変えておけば、自分のスマホのウォレットにしまっておけて、そのお金を持って、違う国にいくこともできる。ウォレットはインターネット上にあって、それを開けることができるのは自分だけだから、誰からも奪われることがない。なぜなら管理者がいないから。だからこの技術は、個人をとても強くする技術なんだ」

 

A君:「(なんかこいつ熱くなって気持ち悪いな)まあ、確かに万が一日本が潰れたとしても、自分の資産を守っておけるというのはメリットかもしれないね。他にメリットとかはないの?」

先生:「単純にビットコインを使う人が増えてくれば、さらにメリットは増えるよ。たとえば、A君にアメリカに住む友達ができたとして、その人に送金したいと思ったら、一度ドルに変えて、さらに高い手数料を払って送金することになる。でも相手がビットコインのウォレットを持っていれば、そのウォレットのアドレスにビットコインを送ればいいだけだから、手数料をかなり低く抑えることができる。(ただし、いまは価格が高騰しすぎているのと、取引の量が多すぎて、送金手数料がバカ高くなっている)」

A君:「なるほど。つまり、国の通貨に頼ることをしないで、価値を送ることができるんだね」

先生:「A君、その通りだよ(にこ)」

A君:「・・・・(きも)」

 

 

強引なところも多々あったが、ビットコインブロックチェーン)の仕組みは、こんなところだ。

 

 

 

ビットコインブロックチェーンの今後について

ここからは、多少専門的な話も少し。興味のある人だけ読んでほしい。

多分今現在の私が学んだ範囲で、ビットコイン(仮想通貨)を一言で説明してって言われたら、最後に出てきた「国の通貨に頼ることなく、インターネットを使って、価値を安全に送信できるシステム」と答えるかもしれない。(一言じゃない笑)

 

ただビットコインの抱える問題は多くて、送金手数料や送金速度の問題、PoWに変わるシステムをどうするか、今や通貨でなくてただの資産価値しかないような状況をどう脱却できるかなど、問題は山積みだ。

 

ただ、私はビットコインそのものというよりも、世界のみんなで管理して誰にも権力を集中させないで世界をよりよくしていこうとする、ブロックチェーンビットコインの持っている理念がとても好きで、最近はめっぽうこれらの技術ばっかりを追っている。イーサリアムのスマートコントラクトとか。

まあ今回も一過性のものかもしれないど笑

 

とりあえず、これからも仮想通貨、ブロックチェーンの情報は追っていくから定期的に、ゆるーく発信していきまーす。

 

最後に、最近一番熱くなった動画を一つ。

Newspicksからの転載だけど、ご勘弁笑

 


落合 陽一氏が語る 「さらば、ビットコイン」

 

この動画の34:50くらいからの話はかなり面白かった!

 

 

あ、あともう一つ!

仮想通貨系の詐欺にあった人、私の周りでもいっぱいいます!

仮想通貨を自分で取引所を介して買うのは、自己責任で好きにやってくれって感じだけど、「俺に預けてくれれば、倍にして返すよ」系の詐欺には絶対合わないように気をつけてください。

九州の私の母にまで、きてる話なので、全国に広まってます。

お気をつけください!

 

 

 

ワードプレスで会員専用ページを作る時に最低限行うべき4項目

仕事でワードプレスを使って、会員専用サイトを作る機会があったので、今回はその時に私が設定した5項目について備忘録として残しておくことにした。ちなみにプラグインは、ほとんどなし。ほとんど、テーマをいじって作った

(てか2、3日ググりまくってやっとできから、めっちゃ嬉しかったし、みんなに自慢したいw)

 

もし、同じようなサイトを作らなくてはならなくなった時には、ぜひ参考にして頂きたい。

 

 

さて、今回作らなくてはいけなかったサイトが、下記のような会員サイトである。

  1. サイト全体にパスワードをかける
  2. ログインした人には、中身をいじられないようにする
  3. 会員サイトの中にさらにもう一つのパスワードでロックされたページを作る
  4. 会員がログインした後、10分程度操作が行われなかった場合は、勝手にログアウトするようにする(←こいつがマジくせ者)

 

正直言って、4番目にほとんどの時間が取られたと言っても過言ではない。これの情報がマジでグーグルにない。(ヒントはあった。)

それでは、一つずつ順を追って説明していこう。

 

サイト全体にパスワードをかける

 これに関しては、ちょっとググれば色んな方法が出てくる。

一番簡単なのは、プラグインPassword Protected」をインストールすることだ。ただし、この方法だと、のちに設定しなくてはならない、ログアウトをさせる方法が一向に見つからなかったため、断念する。

 

そこで私が導入したのが、ワードプレスのユーザー機能(購読者を今回は使う)を使った、ログイン方法だ。

まず、ログインしないとサイトが見れないようにするために、外観>テーマの編集でheader.phpをいじっていく。

導入するコードは、下記だ。

 

<?php if (is_user_logged_in()){
}else {auth_redirect();
}; ?>

 

ちなみに、このコードはheader.phpの一番上に置く。これを説明してた人は、header.phpに置くとしか書いてなかったが、私はどこに置くかも書いて欲しかった。なので、私は親切にも、置いた場所の画像も載せておく。

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 ↑こんな感じ↑

これで、サイト全体にパスワードをかけることができた。

なぜ、これでパスワードがかけれるのかは知らないが、みんなも知りたいのは、パスワードのかけ方であって、その原理ではないはずだ。

もちろん私も知らない。

 

 

ログインした人に、中身をいじられないようにする

1で、サイトにパスワードが設定できたが、作ったばかりのサイトであれば、サイトに入れるのは、管理者であるあなただけだ。他の人にも見れるようにして、なおかつ、サイトの中身をいじられないようにするためには、購読者のユーザーを追加する必要がある。

 

ワードプレスのダッシュボードの中に、ユーザーという項目があるので、そこから新規購読者ユーザーを登録する。

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管理者はあなたのアカウントで、購読者は会員がログインする時に必要な アカウントだ。購読者のアカウントは、サイトの閲覧しかできないので、中身をいじられることはない。

なお、購読者の設定として一つ設定しておきたいのが、下記の部分だ。

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サイトを見るときにツールバーを表示するの部分のチェックをはずすことだ。

このチェックがついていると、サイトを閲覧するときに、ツールバーが出て、この個人画面に入ることができてしまう。ここからサイトの内容を変えることはできないが、個人のパスワードを変えたりできてしまう。(今回は、社内共有ページのようなものだった。なので、パスワードを変えられると他の人がログインできなくなるので、今回はチェックを外した。ただし、それぞれを個人のアカウントで設定したい場合は、チェックを入れて、パスワードを変えれるようにしても良い)

 

これで購読者が設定できた。これで、サイトのホームページにアクセスしようとすれば、下記のようなページが表示される。

 

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 あとは、購読者のアカウントでログインすれば、立派な会員サイトの出来上がりだ。

 

 

⒊会員サイトの中にさらにもう一つのパスワードでロックされたページを作る

これに関しては、設定はめっちゃ楽で、投稿ページ、固定ページの編集画面で設定することができる。

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それぞれの編集ページに、パスワード保護という項目がある。ここでパスワードを設定して、公開すればパスワードで保護されたページを作成することができる。

なお、このパスワードを設定するとサイトでの表示が少し変わって、タイトルの前に「保護中」という文字が出てしまう。

これをいろいろ変更することができるが、それに関しては、より詳しい記事のリンクを貼るので、ここでは割愛させてもらう。(めんどい)

 

【WordPress】パスワード保護ページをカスタマイズ!カスタムフィールドでテキスト変更できるようにしたりする

 

 

⒋ 会員がログインした後、10分程度操作が行われなかった場合は、勝手にログアウトするようにする

私が今回のサイト作りで一番苦労したのが、この強制ログアウトの実装だ。まず、いろいろと強制ログアウトのことをググりまくっていると、出てくるのは、管理者が一定期間操作を行わないときに、勝手にログアウトするというものだ。

ただ、管理者は今回ログアウトする必要はない。ログアウトして欲しいのは、購読者の方だ。 しかも、10分程度という時間指定までついている。

めげずに、色んなサイトを回遊してみるが一向に、それらしい情報が出てこない。

 

「なんとなくだが、ログイン情報というのは、ブラウザのCookieを使って保存されるはずだ。」

 

という浅はかな知識で、Cookieのことを調べても一向に分からない。(早く書けや)

 

 

そんなとき、一つの記事に出会った。

me2.jp

実は、この中で書いてある方法では、私は実装することはできなかった。

しかし、かなり重要なヒントを得ることができた。

wp-includes/pluggable.php の831行目、「wp_set_auth_cookie」が、クッキーの設定をしている部分。

「 この一文は、かなり重要なのではないか?」

 

そこで、レンタルしているロリポップのサーバーのFTPの中を見てみる。

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あった・・

中身を見てみる。

831行目なんか知らんが、一気にスクロールして、それっぽいところを探す・・

すると・・・・

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あったぞ・・

いかにも、Cookieを管理してそうな構文が・・

よく分からんが、全部10分にしてやる!!!!!

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すると、なんと、ついに・・・・

 

 

10分で強制ログアウトできたー

 

 

歓喜!圧倒的歓喜!!

やはりCookieに目をつけたのは、間違ってなかった。

 

私は、ついに10分で強制ログアウトするサイトを作ることができた。(この3つ全てを変える必要は本来ないかもしれないので、あくまで実行する場合は、ちゃんとバックアップ取りましょう)

 

 

 

以上が、私が今回会員サイトを作る過程で行なったことである。

正直このようなサイトを作ることは、滅多にないと思う。ただ、もしどれかの項目でも導入しても良いものがあれば、ぜひ参考にしてもらえればと思う。

 

(多分、こういうノウハウページをこんなテンションで書いてる人、ほとんどいないんじゃないかな・・・)

 

 

「Google Home」「Amazon Echo」「Clova WAVE」結局みんなどれ買うの?

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世はAIスピーカー戦国時代。

世界最強検索エンジン会社、世界最強EC&データサービス会社、日本らへん最強コミュニケーションツール会社がこぞって、CMを一気に垂れ流し始めた。

こういう目新しいデバイスが出ると、すぐにワクワクしてしまう私にとっては、久しぶりに心が踊る事象だ。

AIスピーカーを簡単に説明すると、普通のスピーカーには音を出す装置しかついてないのに対して、AIスピーカーにはマイクがついており、人の声を認識できる。さらにそのスピーカー内に、それぞれの会社のアシスタントAI的なものが入っているから、こちらの要望に応えてくれるのだ。

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 例えると、下記のように声をかけるだけで、こっちの要望に応えてくれる。

「OKグーグル、明日の天気を教えて」

「アレクサ、UBERを呼んで」

「クローバ、テレビをつけて」

 

 とまあ、いずれの会社もさぞ「とんでもない製品ができました」「これであなたの生活がこんなにスタイリッシュに」と言わんばかりに、おしゃれなCMを作っている。

一応、見たことがない人のために、今週日本で発売予定のアマゾンエコーのCMを貼っておく。

 


Amazon Echo、Echo Plus、Echo Dot 招待制での販売開始

 

私も、このようなおしゃれなCMを見たときは、「おー、すごい!しかもどのデバイスも1万ちょい!絶対どれか買おう」と思った。

そう思って、この”画期的な”デバイスの特徴をググりまくった結果・・・

「あれっ・・・これいらなくね・・」

 となってしまった。

普段から、スマホを肌身離さず持っている私にとって、どの機能もスマホで一瞬でできるようるものばかりだったのだ。しかも、音声入力も普段しないから、どうしても声を出すよりかは、指を動かす方が早いと思ってしまう。

「う〜ん、これは一瞬だけ流行って、結局誰も使わないだろう・・」

 

いや、ちょっと待て、かつてiPhone3Gが出たとき、2チャンネルの創始者ひろゆき氏が「こんなの流行るわけないよ、だって指紋で汚くなるじゃん」と言っていたことを今でもたまに言われているように、「タノウエとかいうやつ、AIスピーカー流行らねーって言ってたよ。クスクス・・」という事態は何としても避けなくてはならない。

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百聞は一見に如かず、百見は一行に如かず。

ということで、上記の3つのうちの1つを買うことにした。

それはAmazonが出している、「Amazon Echo」だ。

なぜ、私がこのような結末を出したか、これから説明していく。

 

 

⒈レスポンス速度

「普段怒ったりしますか?」と聞かれたら、私は必ず「スマホやPCの反応スピードが遅いと、普段温厚な私もブチ切れたくなる」と答えている。

基本的に、AIスピーカーでできることは、スマホで全部できることばかりである。

なので、スマホより早い、もしくは同等くらいのレスポンス速度でないと、私にとっては、途轍もないストレスであることが、容易に想像できる。

この反応速度を比べた動画があるので、それを貼っておく。

 


Clova WAVEとGoogleHomeを簡単比較

 


アマゾンエコーはあらたなる購買形式に成り得るか?使用感と将来性をレポート!

 

動画を見るのが面倒くさい人のために、内容を説明すると、3機種に「いま何時?」という質問に対する反応速度を計っている。(アマゾンエコーに関しては、まだ日本での実機レビューがないので、アメリカ版のレビュー動画を一緒に貼っている。)

結果は下記の通り、

  • グーグルホーム  1.8〜1.9秒
  • クローバ     2.9〜3.0秒
  • アマゾンエコー  1.5〜1.6秒

この時点で、クローバの選択肢は消えた(クローバの赤外線機能はちょっと惜しい。)

人は、デバイスの反応が3秒ないだけでストレスを感じるそうなので、クローバの反応速度に関しては、まだ課題がありそうだ。

グーグルホームとエコーに関しては、若干の差はあるが、どちらも2秒以下なので、とりあえず問題はなし。

 

 

⒉どれを家に置きたいか(デザイン性)

家に置くものだから、デザインにはこだわりたいもの。(家ごちゃごちゃしてるくせに、どの口が言っているんだ)

ここで改めて、3つのスピーカーのデザインを並べてみよう。

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こればっかりは、個人の好みになってしまうが、グーグルホームの寸胴な感じ(少し消臭剤みたいに見えるw)が、あまり好きじゃない。エコーと、クローバに関しては、どちらもデザイン的には好きだ。

またエコーとクローバに関しては、呼びかけたときに、それぞれ筒の上側と下側が光るため、「今声を聞こうとしています」ということがわかる。

グーグルホームは、特に光ったりはせず、斜めに切られた部分に4つの色のドットが現れるといった具合だ。

これらから、デザイン性では、下記のような評価にした。

  • グーグルホーム(△)
  • アマゾンエコー(◎)
  • クローバ(◎)

 

⒊特別に何ができるか? (機能性)

AIスピーカーは基本的な性能は同じである。

  • 天気確認
  • タイマーセット
  • 音楽を流す
  • ニュースを聞く
  • 家の家電製品をコントロールする など

それでは、それぞれの強みはどのようなところにあるのか。

そのデバイスだからできることを簡単にまとめてみた。

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⑴グーグルホームの強み

 検索エンジンが出したスマートスピーカーなだけあって、質問に対する回答の精度が高いようだ。エコーとクローバが、質問に対する回答のソースがWikipediaなのに対して、ホームは、様々なサイトから引用するので、他のデバイスでは回答が得られない質問も、ホームなら答えてくれるということがあるようだ。

 

 また、話者認識が6人まで可能なので、家族で使っていても、それぞれの声を認識して、回答を変えてくれる。それぞれのグーグルアカウントのカレンダーでスケジュール管理をすれば、お父さんとお母さんが同じ「今日の予定は?」という質問をしても、それぞれの予定を教えてくれる。

 

⑵アマゾンエコーの強み 

プライム会員であれば、primeビデオを声で再生することができる(Fire TVシリーズが必要)私は、プライム会員かつ、よくプライムビデオをよく観るので、声で再生できるようになるのは、嬉しい機能だ。

 

そして、私が一番エコーにしようと思った理由が、この拡張アプリが250以上あるという点だ。この拡張アプリのことを、「スキル」と呼ぶのだが、日本だと250以上、海外だと2万5千以上のスキルが展開されている。この点は、他のスピーカーのアプリ数をはるかに凌ぐものとなっている。詳しい内容に関しては、また改めて記事にしようと思うが、簡単に紹介すると下記のようなことができる。

これはほんの一部で、これからもどんどん追加されていくので、使うのが今から楽しみだ。

さらに、このアプリは、スマホのアプリのように個人で開発することもできるようなので、余裕があればちょっとイジってみたいと思っている。(これは、他のグーグルホーム、クローバでも可能)

 

⑶クローバの強み

ホームとエコーが赤外線操作するのには、他のデバイスが必要になるのだが、クローバはそれ自体に赤外線の機能がついている。なので、テレビやエアコンなどの赤外線を使って電源をON、OFFするような家電は、クローバに話しかけることで、ON、OFFができるようになる。 

 

また、これが他のスピーカーと大きく異なる点であるが、LINEを声だけで送れて、なおかつ、きたLINEを読み上げてくれる。(クローバで全ての人に送受信できるのではなく、クローバでやりとりする人を登録する必要があるので、用途としては家族間や恋人間限定になるかと思われる)

私的には、この機能をどれだけ消費者に訴求できるかが、クローバが流行るかどうかの分かれ道になると思う。スマホユーザーにとっては、LINEはスマホで送った方が早いし、人にも聞かれることもないからスマホで完結する。だが、スマホを普段使わない高齢者に対して、その息子や娘や孫などが、簡単にLINEでコミュニケーションが取れるツールとして、クローバをプレゼントすること、また高齢者自身が買うことも想定できる。

 

最後に、他のスピーカーは音楽のストリーミングサービスを利用するのに、月額380円から980円程度払わなくてはならない。それに対して、クローバは買った時点で、月額980円のLINEMUSICの無料クーポンが1年分ついてくる。なので、1年間は無料で音楽ストリーミングサービスを利用できる。

 

まとめ

今回調べた内容をまとめると、

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「お前は、アマゾンの回し者か!」

 とツッコミたくなるような結果になったが、調べれば調べるほど、”今の段階では”アマゾンエコー一択なんじゃないかってくらい、一つ頭が抜けているのかなと思う。そもそも、エコーに関しては海外での最初の発売が、2014年11月。発売から、すでに3年経っている。それに対して、ホームが2016年11月、クローバが2017年10月。こういうデバイス業界は、先行者がどうしても強くなってしまうから、当然の結果だと思う。

だから、私は今回は最初に言ったように「Amazon Echo」を買う。というかもう注文のリクエストを出した。(普通には注文できなくて、買いたいです、というリクエストを送信しなくてはならない)しかも、11月17日までにリクエストを出した場合は、プライム会員なら最大で4000円OFFで買うことができる。もし買おうと思ってる人がいたら、急いで注文しよう。(やっぱり回し者みたい)

 

ただグーグルホームにも、クローバにもエコーにはない強みがたくさんあるので、今後AIスピーカー業界がどのような変化をしていくか、動向をウォッチしていきたいと思う。

ちなみに、私は根っからの林檎信者(iPhoneiPadMacBook持ち)だ。どうやら、アップルも来年くらいには、AIスピーカーを出すようだ。しかも相変わらずの殿様商売で、他の会社が1.2〜1.5万円くらいで出しているのに対して、アップルは349ドル。他の倍以上だ。さすが!